「筋トレを頑張っているのに、走れなくなったんです。」
先日、ある高校生が相談に来てくれました。
全国大会を目指しているサッカー選手です。
部活も一生懸命。
放課後は友達と筋トレ。
「もっと強くなりたい。」
そんな思いで、毎日努力を続けていました。
ところが、最近になってこんな悩みが出てきたそうです。
- 走るスピードが落ちた
- 疲れが抜けにくい
- 思うようなプレーができない
一生懸命頑張っているのに、なぜなのでしょうか。
身体を触って、すぐに気づいたこと
実際に身体をみさせてもらうと、筋肉はしっかり付いていました。

筋トレを頑張ってきたんだな。
それはすぐに伝わってきました。
しかし、もう一つ気になったことがあります。
身体がとても硬かったのです。
特に股関節や体幹周りの動きが小さく、筋肉が本来の動きを妨げているような印象でした。
筋肉は大きくなっていましたが、「動ける身体」にはなっていなかったのです。
筋肉は「大きい=良い」ではありません
筋肉はスポーツに欠かせません。
でも、大切なのは「量」だけではなく、「質」と「使い方」です。
例えば、ドアの蝶番(ちょうつがい)を想像してみてください。
蝶番がスムーズなら、ドアは軽く開きます。
しかし、錆びついて動きが悪くなると、力いっぱい押してもスムーズには開きません。
身体も同じです。
筋肉が硬くなり、関節が十分に動かなくなると、本来の力を発揮しにくくなります。
「もっと筋肉を付けよう」と頑張るほど、かえって動きづらくなってしまうこともあるのです。
「筋肥大」と「動ける身体」は少し違う
話を聞くと、その高校生は友達と競い合いながら筋トレを続けていたそうです。
回数や重さを更新することが目標になり、筋肉を大きくするトレーニングが中心でした。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、競技によっては、
- 大きな関節をしなやかに動かすこと
- バランスよく力を伝えること
- 瞬時に切り返すこと
も同じくらい重要です。
サッカーでは、筋肉の大きさだけではなく、「しなやかに動ける身体」がパフォーマンスを左右します。
僕が提案したこと
まず取り組んだのは、筋力を増やすことではありませんでした。
身体をしなやかに使えるようにするための運動指導です。
さらに、ご家庭では
- タンパク質
- ミネラル
など、栄養面も意識していただきました。
また、ご家族が普段からdoTERRAを活用されていたため、セルフケアの一つとして、
- バランス
- フランキンセンス
- セレニティ
なども取り入れていただきました。
こうした取り組みを続ける中で、
「走るスピードが戻ってきました!」
と嬉しい報告をいただきました。
もちろん、これは一つの方法だけで得られた結果ではありません。
運動・栄養・休養・セルフケアを組み合わせたことが、良い方向につながったのだと僕は考えています。
📝 はるちメモ
身体をみていて感じるのは、
「筋肉がある」と「動ける」は同じではないということです。
スポーツでは、筋力だけでなく、
- 柔軟性
- バランス
- 回復力
これらがそろって初めて、本来の力を発揮できます。
だから僕は、「もっと鍛える」だけではなく、「もっと動ける身体をつくる」という視点も大切にしています。
今日からできる3つのこと
もし、お子さんがスポーツを頑張っているなら、次の3つを意識してみてください。
① 「鍛える日」と「整える日」の両方をつくる
毎日追い込むだけでなく、身体を整える時間も大切です。
② 筋肉だけでなく「動き」を見る
重いものを持ち上げられても、しなやかに動けなければ競技では力を発揮しにくいことがあります。
③ 回復もトレーニングの一部
睡眠、栄養、セルフケアは「休み」ではなく、次の練習につながる大切な準備です。
まとめ
スポーツでは、「努力」が結果につながることがたくさんあります。
だからこそ、「もっと頑張ろう」と思う気持ちは、とても大切です。
でも、努力の方向が少し偏ってしまうと、身体は思うように動かなくなることがあります。
筋肉を大きくすることだけではなく、
しなやかに動ける身体を育てること。
そして、しっかり回復できる身体をつくること。
それが、長くスポーツを楽しみ、競技力を伸ばしていく土台になると僕は感じています。
🏐 現場で感じたこと
身体は、頑張った分だけ強くなるわけではありません。
「練習」と「回復」のバランスがあってこそ、本来の力を発揮できます。
このシリーズでは、現場で実際に感じたことをもとに、子どもたちが長くスポーツを楽しめる身体づくりについて発信していきます。

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