「防災バッグにアロマを入れておくと、災害時に役立つのかな?」
普段からdoTERRA製品を使っている方なら、一度は考えるかもしれません。
先に僕の考えをお伝えすると、アロマは防災の必需品ではありません。
まず備えたいのは、水・食料・簡易トイレ・常備薬・衛生用品・ライト・電源・情報を得る手段です。アロマやサプリメントは、これらの代わりにはなりません。
そのうえで我が家では、普段から使っているdoTERRA製品も少し多めに置いています。
災害時だけ特別な使い方をするためではなく、普段の暮らしを、できる範囲で非常時にも持っていくためです。
今回、この記事を書くために夫婦と5歳の子ども、3人分の備蓄を数えてみました。
すると、水は約30L。多いように感じていましたが、1人1日3Lで計算すると約3.3日分です。
「準備しているつもり」と「実際に足りる」は違う。まず、そのことに僕自身が気づきました。
- 防災では、アロマより水・食料・トイレ・薬・衛生・電源が先
- 水30Lは、3人家族では約3.3日分。1週間分には足りなかった
- 簡易トイレ120回分は、我が家では1週間程度を想定できる量だった
- 食品や日用品は、食べ慣れた物を使いながら補充する
- doTERRA製品は必須品ではなく、我が家が普段使う物の延長として備える
- 防災用品は一度そろえて終わりではなく、家族の変化に合わせて見直す
※当サイトを通じてdoTERRAへ登録された場合、紹介制度により僕らに利益が生じる可能性があります。ただし、この記事はdoTERRA製品を防災必需品として勧めるものではありません。
防災でアロマより先に備えたいもの
防災用品を考えていると、便利そうなグッズを次々と追加したくなります。
でも、限られた予算と置き場所で優先したいのは、命と生活に直結する物です。
| 優先して確認したいもの | 我が家で考えている内容 |
|---|---|
| 水・食料 | 飲料水、調理用水、食べ慣れた食品、熱源 |
| 排泄・健康・衛生 | 簡易トイレ、常備薬、お薬手帳の情報、石けん、手指消毒剤、マスク、生理用品など |
| 明かり・電源・情報 | ライト、乾電池、モバイルバッテリー、ラジオなど |
| 家族ごとの物 | 子ども用品、アレルギー対応食、眼鏡、介護用品など |
| その後に加える物 | 普段使うセルフケア用品やdoTERRA製品など |
政府広報では、飲料水と調理用水を合わせて1人1日およそ3L、水や食品は最低3日分、できれば1週間分の備蓄が案内されています。
参考:政府広報オンライン「何をどれだけ? 食べながら備える食品の家庭備蓄」、「首都直下地震に備えよう!起こりうる被害」
また、災害時は断水によって自宅のトイレが使えないことがあります。
経済産業省は、成人の平均的な排泄回数を1日5回として、1人当たり週35回分の災害用トイレを備えるよう案内しています。
ここまでを確認してから、香りやサプリメントなど「あると我が家らしい物」を足す。この順番が大切だと思っています。

記事を書きながら、我が家の備蓄を数えてみました
我が家は、僕と妻、5歳の子どもの3人家族です。
防災用品はある程度そろえているつもりでしたが、今回は「持っているか」ではなく、「何日分あるか」まで計算しました。
| 備えている物 | 現在の量 | 3人家族で考えると |
| 水 | 約30L | 1日9Lとして約3.3日分 |
| 1週間分の水 | 目安は63L | 現在より約33L増やしたい |
| 簡易トイレ | 約120回分 | 1日合計15回の仮計算で約8日分 |
| 食料 | ローリングストック中 | 正確な食数は未確認。感覚では1週間前後 |
| 電源 | モバイルバッテリーあり | 容量、充電状態、使用機器を再確認したい |
| 家の電源対策 | 太陽光+PHEV | 使用条件を満たせる場合に活用を想定 |
| 給電用の備え | 約30mの延長コード | 車から家まで届く経路を考えて購入 |
水は最低3日分なら、3人で27Lです。我が家の30Lは、最低ラインを少し超える程度でした。
一方、1週間分なら63L必要です。現在の倍以上になります。
簡易トイレは、3人全員が1日5回使うと仮定すると、120回÷15回で約8日分です。これは成人の平均回数を5歳の子どもにも当てはめた粗い試算なので、実際の家族の回数や使い方でも確認する必要があります。
はるち30Lって聞いたら結構ある気がしてたけど、3人で割ると3日ちょっとか。
正直、もう少し持つと思ってたよ。



「水は置いてある」で安心してたね。
数えてみたから、次に何を足すか分かった気がする。
できていないことが見つかると、少し焦ります。
でも、防災の見直しは「完璧ではなかった」と落ち込むためではなく、次に補う物を具体的にするための作業です。
我が家の場合、まず優先したいのは水でした。


食べ慣れた物をローリングストックする理由
我が家では、水と食料をローリングストックしています。
非常時専用の食品だけを箱に入れておくのではなく、普段から食べる物を少し多めに買い、使った分を補充する方法です。
農林水産省も、普段の食品を少し多めに買い置きし、賞味期限を見ながら消費して補充する方法を紹介しています。
非常時に初めて食べる物だと、家族の好みに合わなかったり、体調や体質によって食べにくかったり、子どもが食べなかったりすることも考えられます。
だから我が家では、レトルト食品や保存のきく食品も、できるだけ一度は普段の食卓で試します。
ただ、今回あらためて気づいたのは、「たぶん1週間くらいある」という感覚だけでは不十分だということです。
食品も一度、朝・昼・晩に分けて、実際に何食分あるか数えたいと思っています。
なお、PHOSSILミネラルなどをストックしていても、飲料水の代わりにはなりません。水は水として、別に必要量を備えます。
近くで停電が続いたときに感じた「起きてからでは遅い」
幸い、僕自身は大きな災害で被災した経験はありません。
ただ以前、住んでいる地域の周辺で、3~5日ほど停電したことがありました。我が家の地区は、幸い1日ほどで復旧しています。
当時、周囲からは次のような話を聞きました。
- 停電中は冷蔵庫をなるべく開けない方がよい
- 水を汲みに行くためのタンクが、店頭ですぐ売り切れた
- 発電機を購入した家庭もあった
これは、僕がすべてを直接見聞きした体験ではなく、当時周囲から聞いた内容も含みます。
それでも、「停電してから必要な物を買いに行けばいい」と考えていると、同じ地域の人が一斉に動くため、手に入らない物があると実感しました。
内閣府も、停電時には冷蔵庫や電子レンジが使えない場合を想定した食料や調理手段、明かり、暑さ・寒さへの備えなどを事前に考えるよう案内しています。
普段はどこでも買える物ほど、非常時には急に見つからなくなるかもしれません。
だからこそ、使う場面を想像して、平時に一度そろえておくことが大切だと思うようになりました。
太陽光+PHEVは「持っている」だけで終わらせない
我が家には、太陽光発電とPHEVがあります。
家や設備、車が無事で、使用条件を満たせる場合には、PHEVを非常時の電源として使うことも想定しています。
ただし、太陽光とPHEVがあれば、どんな停電でも大丈夫という意味ではありません。
電気を取り出せるか、どれだけ使えるかは、車種、給電方式、出力、家側の設備、接続する機器などで変わります。
国土交通省も、多くの電動車には外部給電機能があり、災害時の移動式電源として活用できる一方、対応車種や給電方法を確認するよう案内しています。
参考:国土交通省「災害時に給電機能のある電動車は移動式の非常用電源として使えます!」
我が家では、「車から電気を取れる」で終わらず、駐車場所から家までどう運ぶかを考えて、約30mの延長コードを購入しました。



車から電気を取れても、家まで届かなかったら使いたい場所で使えないもんね。



それで家まで届くように30mを用意したよ。
ただ、買っただけで安心せず、平時に一度つないで確認しないとね。
PHEVからの給電を考えるなら、我が家も含め、次の点を平時に確認しておく必要があります。
- 自分の車が対応する給電方法
- 取り出せる電圧・出力と、接続したい機器の消費電力
- 車と給電機器、延長コードそれぞれの取扱説明書
- ケーブルを安全に通せる経路と、雨水などへの対策
- 停電時に何を優先して動かすか
- 実際の接続手順を家族も分かるか
延長コードも、長ければ何でもよいわけではありません。使用場所や定格、接続方法を確認し、車・給電設備・電気機器の説明書に従うことが前提です。
また、水没・浸水した車両や設備を自己判断で使うのは危険です。異常がある場合は使用せず、メーカーや専門窓口の案内を確認します。
doTERRAは必須品ではない。それでも我が家が備える理由
ここまでが、我が家の防災で優先している基本です。
そのうえで、普段から使っているdoTERRA製品も、切らさないよう少し多めにストックしています。
共通する理由は、災害時に特別な効果を期待しているからではありません。
食べ慣れた食品と同じように、使い慣れた物を生活から急になくしたくないからです。
食品・サプリメントとして続けている物
PHOSSILミネラル
我が家が特に切らしたくないと考えている物です。
片づけや移動などで、普段より身体を動かす日があるかもしれません。だからといって、ミネラルが疲労を防ぐと考えているわけではなく、普段から飲んでいる食品の延長としてローリングストックしています。
PHOSSILミネラルは、水の備蓄には数えません。飲むための水は別に必要です。


LLV
LLVも、普段から続けているサプリメントなので、急に切らさないよう余裕を持たせています。
災害時の疲労を防ぐ、免疫力を上げるといった意味ではありません。賞味期限や保管条件を確認しながら、古い物から使います。


PBアシストスティック
子どもがもっと小さかった頃から、顆粒タイプで普段の生活に取り入れやすかったため備えてきました。
これも健康効果を約束する物としてではなく、家族が使い慣れている食品の一つとして考えています。


馴染みのある香りとして備える物
オンガード・ティーツリー
災害時は衛生面が気になりますが、オンガードやティーツリーを感染症対策や消毒薬の代わりにはしません。
我が家では普段から馴染みのある香りとして、製品表示に沿った範囲で使うために備えています。
衛生対策の基本は、石けんと流水による手洗いです。流水が使えない場合に備える手指消毒剤なども、アロマとは別に用意します。
厚生労働省も、避難所では手洗いや咳エチケット、トイレの衛生管理を案内しています。
ラベンダー・バランス
慣れない環境では、いつもの物が少しあるだけで、日常を思い出せることがあります。
我が家にとってラベンダーやバランスは、普段から香りを楽しんだり、気分を切り替えたりするときに使う物です。
不安を治す、眠れるようにするといった目的ではなく、「家でいつも嗅いでいる香り」を持っておく感覚です。
食事や身体を動かした日の習慣として備える物
ゼンジェスト
避難生活では、普段と食事の内容や時間が変わる可能性があります。
我が家では食事の場面などで普段から使っているため、いつもと同じ範囲で使えるように備えています。医薬品の代わりにする物ではありません。


ディープブルー
片づけや荷物の移動などで身体を動かした日のセルフケアとして、普段から使っている物です。
痛みや疲労を治療する物としてではなく、我が家の日常のケア用品としてストックしています。


避難先で香りを使うなら、家とは同じに考えない
自宅で家族だけが使う場合と、避難所など多くの人が過ごす場所では条件が違います。
香りが苦手な方や、体調によって負担に感じる方もいます。我が家が好きな香りでも、周囲の人に同じとは限りません。
避難先で使う場合は、次の点を優先します。
- 共有空間で勝手にディフューズしない
- 周囲や避難所のルールを確認する
- 子どもの手が届かないようにする
- 製品表示、使用量、保管方法を守る
- 火気や高温になる場所を避ける
- 医薬品、消毒薬、衛生用品の代わりにしない
使いにくい環境なら、無理に使いません。
アロマを持っていることより、周りの方と安心して過ごせることの方が大切です。
防災バッグは、子どもの成長で中身が変わる
子どもがもっと小さかった頃は、オムツを多めに備えていました。
レトルト食品など、子どもが食べやすく、僕らも普段から食べさせたことがある物も置いていました。
今は5歳になり、食事やトイレなど、大人とかなり近い内容で備えられるようになっています。
農林水産省も、乳幼児や食物アレルギー、慢性疾患など、家族の状況に合わせた食品備蓄を案内しています。



小さい頃は「オムツ足りるかな」って、そればっかり気にしてたね。
今は要らなくなった物もあるし、食べる量や自分で持てる物も変わってきたね。
防災バッグは、一度作ったら完成ではありません。
子どもの成長だけでなく、季節、服のサイズ、持病や服薬、家族構成、避難先の想定が変われば、必要な物も変わります。
我が家では、少なくとも次のタイミングで開けて確認したいと考えています。
- 子どもの誕生日や進級の時期
- 暑い季節と寒い季節の前
- 食品や薬、電池の期限が近づく前
- 車や電源設備を買い替えたとき
- 家族の体調や生活が変わったとき
今回の見直しで、我が家が次にすること
この記事を書きながら数えたことで、我が家の課題が具体的になりました。
次に確認したいのは、次の5つです。
- 水を1週間分の63Lに近づける
- 食料を「だいたい」ではなく、実際の食数で数える
- 簡易トイレの保管場所と使い方を家族で確認する
- PHEVから使いたい場所までの給電手順を、平時に安全に試す
- 子どもの成長に合わせて、防災バッグの中身を入れ替える
全部を一度に完璧にしようとすると、置き場所や予算の問題も出てきます。
我が家も、まずは足りないことがはっきりした水から。できるところを一つずつ見直すつもりです。
災害時のアロマと家庭備蓄についてよくある質問
アロマは防災グッズに必要ですか?
必須ではありません。
先に、水・食料・簡易トイレ・常備薬・衛生用品・ライト・電源・情報手段を備えることが大切です。
そのうえで、普段から使い慣れている方が、自分や家族のための任意のセルフケア用品として加える物だと考えています。
3人家族の水は、どれくらい必要ですか?
1人1日3Lで計算すると、3日分で27L、1週間分で63Lです。
我が家の約30Lは約3.3日分なので、最低3日分はありますが、1週間分には約33L足りませんでした。
簡易トイレは何回分あればよいですか?
経済産業省は、成人の平均を1日5回として、1人当たり週35回分を目安にしています。
3人なら週105回分です。ただし、子どもの年齢や家族の体調、在宅避難の日数によって必要量は変わるため、我が家のように実際の人数と回数で計算するのがおすすめです。
PHEVがあれば、停電時も家の電気を使えますか?
車種、外部給電機能、給電方式、出力、家側の設備、接続する機器などによります。
「PHEVだから使える」と決めつけず、車と設備の取扱説明書、メーカーの案内を確認してください。我が家も30mの延長コードを備えていますが、これだけで給電準備が完了したとは考えていません。
避難所でアロマを使ってもよいですか?
避難所のルールと周囲の方への配慮が先です。
共有空間で香りを広げる使い方は避け、使えない環境なら持っていても使わない判断をします。医薬品や消毒薬の代わりにもなりません。
まとめ:まず、防災バッグを一度開けて数えてみよう
災害時にアロマが役立つかは、人や場面によります。
でも、水・食料・トイレ・薬・衛生用品・電源より優先する物ではありません。
我が家がdoTERRA製品を多めに備えているのは、「これがあれば災害対策になる」からではなく、普段から使っている物を非常時にも切らしたくないからです。
今回、実際に備蓄を数えてみると、簡易トイレは1週間分の目安を超えていました。一方、水は約3.3日分しかなく、1週間分には33L足りませんでした。
準備しているつもりでも、数えてみないと見えないことがあります。
まずは水が何Lあるか。簡易トイレが何回分あるか。食品が何食分あるか。
一度、防災バッグや備蓄棚を開けて確認してみませんか。
普段食べている物を少し多めに置く。普段使っている物を古い順に使う。子どもの成長に合わせて中身を変える。
そんなふうに、普段の暮らしを少しずつ備えにつなげるくらいが、我が家には続けやすいと感じています。

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