
今年の自由研究、何をしよう…。
夏休みが近づくと、お子さんだけでなく、おうちの方も頭を悩ませますよね。
工作もいいけれど、せっかくなら「どうして?」が学べる実験に挑戦してみませんか?
実は、植物から採れるアロマには、理科につながる不思議がたくさんあります。
身近な材料で楽しめるので、小学生の自由研究にもぴったりです。
今回は、親子で楽しめるアロマ実験を5つご紹介します!
まずは一覧!どの実験に挑戦する?
| 実験 | 難易度 | 時間 | おすすめ学年 |
|---|---|---|---|
| 🌿 ペパーミントで体感温度は変わる? | ★☆☆ | 約10分 | 低学年~ |
| 🦟 虫が嫌う香りはある? | ★★☆ | 約20分 | 中学年~ |
| 👟 アロマで消臭できる? | ★☆☆ | 半日~1日 | 全学年 |
| 🎈 レモンオイルで風船は割れる? | ★☆☆ | 約5分 | 全学年 |
| 🍊 オレンジオイルで発泡スチロールはどうなる? | ★☆☆ | 約5分 | 全学年 |



どれも家でできそうだね!



風船が割れる実験やりたい!



じゃあ、どうしてそうなるのかも一緒に調べてみよう♪
実験① ペパーミントで体感温度は変わる?
用意するもの
- ペパーミントオイル
- 扇風機またはうちわ
- 記録用紙
やり方
① 右腕にペパーミントを薄く塗ります。
② 左腕には何も塗りません。
③ 同じ時間だけ風を当てます。
④ 「どちらが涼しく感じる?」を家族にも聞いてみましょう。
観察ポイント
- どちらが涼しかった?
- 何分くらい続いた?
- 家族も同じように感じた?
なぜ?
ペパーミントに含まれるメントールは、冷たさを感じるセンサー(TRPM8)を刺激するといわれています。
そのため、気温が下がったわけではないのに「涼しい!」と感じることがあります。
自由研究に書くと◎
「感じ方には個人差があった」「風の強さでも違いがあった」など、自分で気づいたことを書いてみましょう。
実験② 虫が嫌う香りはある?
方法①:用意するもの
- ペパーミントやレモングラスなどのアロマ
- コットン2枚
- LEDライト2つ(同じ種類)
- カゴや箱2つ
やり方
① 2つのカゴを同じ距離に置きます。
② それぞれに同じLEDライトを設置します。
③ 一方にはアロマを染み込ませたコットン、もう一方には水だけのコットンを置きます。
④ 10~15分ほど観察し、近くに来た虫の種類や数を記録します。
※虫を集めることが目的ではなく、「同じ条件で違いがあるか」を観察する実験です。
方法② 用意するもの
- ペパーミントやレモングラスなどのアロマ
- コットン2枚
- バナナ半分ずつ
やり方
① 虫が好きなバナナを半分に切る。
② 左右同じ量
③ 片方だけレモングラスを近くに置く。
④ 虫の数を比較。
観察ポイント
- どちらに虫が多かった?
- 虫の種類は違った?
- 毎日同じ結果になった?
なぜ?
植物は自分を虫から守るために、さまざまな香り成分を作っています。
そのため、香りの種類によっては虫が近寄りにくい場合があると考えられています。



植物って自分で身を守ってるんだ!



香りにはちゃんと理由があるんだよ。
実験③ アロマで消臭できる?
用意するもの
- 靴2足
- アロマスプレー
- 水
やり方
片方の靴にはアロマスプレー。
もう片方には水だけをスプレーします。
翌日に家族へ協力してもらい、どちらがニオイを感じにくいか比べます。
観察ポイント
- どちらがニオイを感じにくかった?
- 家族の答えは同じだった?
なぜ?
香りで隠しているだけなのか、それとも違いがあるのか。
自分で観察して考えることが自由研究では大切です。
実験④ レモンオイルで風船は割れる?
用意するもの
- 風船
- レモンオイル
やり方
ふくらませた風船に、レモンオイルを綿棒などで少量つけます。
すると…
パン!
と割れることがあります。
観察ポイント
- どこにつけると割れた?
- すぐ割れた?少し時間がかかった?
なぜ?
レモンなど柑橘類に含まれる「リモネン」という成分が、風船のゴムに影響を与えるためと考えられています。



これは大人でもびっくり!



もう一回やりたい!
実験⑤ オレンジオイルで発泡スチロールはどうなる?
用意するもの
- 発泡スチロール
- オレンジオイル
やり方
発泡スチロールにオレンジオイルを1滴たらします。
少しずつ変化する様子を観察しましょう。
観察ポイント
- どんな変化が起きた?
- 時間が経つとどうなった?
なぜ?
オレンジにもリモネンが多く含まれています。
植物の香り成分が身近な素材にどんな影響を与えるのか観察できます。
コラム|実は野菜もアロマを作っている?
バジルやミント、シソ、ローズマリーなど、香りの強い植物も自分の身を守るために香り成分を作っています。
また、トマトの近くにバジルを植える「コンパニオンプランツ」という考え方もあり、家庭菜園でも活用されています。
スーパーで買ってきたバジルやシソの香りを比べてみるだけでも、新しい発見があるかもしれません。
アロマを使った自由研究で気を付けたいこと
- 精油は原液が肌に合わない場合があります。使用方法を守りましょう。
- 小さなお子さんだけで実験せず、大人と一緒に行いましょう。
- 火の近くでは使用しないようにしましょう。
- 実験結果は天候や気温、場所によって変わることがあります。違いが出ることも、大切な発見です。
まとめ|「どうして?」が自由研究の第一歩
自由研究は、正しい答えを見つけることだけが目的ではありません。
「どうしてこうなったんだろう?」
「もう一回やってみたい!」
そんな気持ちが、理科を好きになるきっかけになります。
今年の夏休みは、お子さんと一緒に植物の香りの不思議を楽しんでみませんか?
実験が終わったら、ぜひ写真を撮って、気づいたことや感じたことも一緒に記録してみてください。
きっと、世界に一つだけの素敵な自由研究になりますよ。

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